エカテリーナⅡ世とロマノフ王朝エカテリーナⅡ世とロマノフ王朝(中央部分)

エカテリーナⅡ世とロマノフ王朝エカテリーナⅡ世とロマノフ王朝(中央部分)

17世紀初頭から約300年続いたロマノフ王朝。啓蒙君主であるエカテリーナⅡ世の時代には軍事力によって領地を拡大し、ヨーロッパにおける存在感を高め、王朝は黄金期を迎える。エカテリーナⅡ世は、領地拡大政策だけでなく、広大な国家をより効率的に統治するための国内政策にも力を入れた。地方改革をはじめとし、社会福祉局や初等教育機関の設立なども進めた。また、厳しい農奴制の中、農奴制廃止を掲げるプガチョフの乱が起こるがこれも鎮圧する。作品は、農民やコサックたちを率いて反乱を起こしたプガチョフが、エカテリーナⅡ世に捕えられた場面である。文化的側面においては、自らが収集した絵画や彫刻などの美術品を収蔵するために小エルミタージュの建設も行い、それらは現在のエルミタージュ美術館の起源となっている。
砂像彫刻者:Ilya Filimontsev(イリヤ・フィリモンツェフ)/ロシア