宮廷の風景

宮廷の風景

舞台は19世紀のバイエルン王国。プロイセンとオーストリアの間で情勢は複雑化し普墺戦争へと発展していきます。そして、ドイツは統一への第一歩を踏み出しました。ですが、美を愛し理想の世界に生きる若き国王ルートヴィヒ2世には、戦争という厳しい現実は耐え切れないものでした。益々現実から逃避し芸術や音楽の世界にのめり込んでいく彼は、幼い頃からの夢白鳥の騎士伝説を具現化すべくノイシュバンシュタイン城を建てます。そんなルートヴィヒの追い求めた世界観とグリム童話『灰かぶり姫』に登場する舞踏会のシーンを重ね合わせて、ドイツ近代の宮廷の様子を表現しました。
砂像彫刻者:Ilya Filimontsev(イリヤ・フィリモンツェフ)/ロシア