
子どもの頃に砂場や砂浜で砂遊びをした経験は誰にもあるはずです。 そんな子どもから大人まで、誰でも気軽に楽しめ夢中になれる「砂遊び」が砂像制作の原点であり、 現在では世界中で多くの砂像彫刻家が活躍しています。
砂像は水で固めただけの砂の塊を彫る彫刻芸術です。 素材が砂であるため、制作中から完成後も常に崩れる危険が付きまといます。 素晴らしい芸術作品でありながら、崩れやすく、その姿を永遠に維持することができない砂像は、その儚さの中に美しさを秘めているのです。
砂という崩れ易い素材に、砂像彫刻家達は果敢に挑んでいきます。
そうして生まれた砂像は、多くの人々に感動と驚きを与え続けています。
砂像は水で固めた砂の塊を彫る砂の彫刻です。
「砂の美術館」に展示されている大きなものはピラミッド状に木の型枠を組んで砂を固めますが、 小さなものは誰でも比較的簡単に作ることが出来ます。 みんなでやってみよう!
(1) 砂像で招き猫を作ってみます。
土台作りに必要なものを用意します。
(2)逆さにしたバケツに砂を入れます。
(3)砂を入れた後に水を適量入れます。
(4)砂をよく混ぜます。
(5)混ぜたあとの砂をよく押し固めます。
(6)水がひくまでそのまま待ちます。
(7)水がひいたらバケツを引き抜きます。
(8)土台が完成しました。
(9)砂像づくりに必要な道具(こて、へら、スプーンなど)を準備します。
(10)彫刻したい形の輪郭を描きます。
(11)描いた輪郭の外側を削り落とします。
(12)削りながら徐々に立体に近づけていきます。
(13)徐々に立体に近づけていきます。
(14)仕上げに細かい部分を彫刻して形づくりの完成です。
(15)ディティールの細かいところを彫刻して完成させます。
完成!招き猫が完成しました。
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