キリスト教の布教

キリスト教の布教

コロンブスの新大陸発見、それはキリスト教と南米の不運な歴史の始まりでした。15世紀ローマ教皇は、キリスト教の布教と領土の開拓をスペインに命じます。当時の西洋では優れた文明を伝えることは権利であり、異文化の人々を改宗させる義務があると宣教師たちは使命感に駆られていたのです。改宗を受け入れなければを宣戦布告とみなす、言葉も通じない先住民にとって布教という名の征服でした。また改宗した者には教えを説き、保護という名目で植民地化を進め、布教を正当化したのです。こうして大陸各地へとキリスト教は広がり、先住民は減少の一途を辿りました。南米の西洋化が進んだ現在では7割の人々がキリスト教を信仰しています。
砂像彫刻者:Jill Harris(ジル・ハリス)/アメリカ