イギリスの伝説~アーサー王~

イギリスの伝説~アーサー王~

【アーサー王】
5世紀末~6世紀はじめに実在したと言われる「アーサー王」。一般に、民間伝承や創作によるアーサー王物語として知られているが、アーサー王が本当に実在したかについては議論が続いている。
【イングランド王の誕生~石に刺さった剣~】
約1500年前のイングランド。カンタベリー寺院の庭に剣のささった大きな不思議な石が出現した。石には、「この石から剣を抜くことが出来るものこそが、真のイングランドの王である」と記されていた。多くの騎士がこれを引き抜こうとしたが、誰もこれを引き抜くことができなかった。そんな中、馬上槍試合に訪れた若き日のアーサーと義理の兄であるケイ。ケイは自分の剣を宿所に忘れてしまい、アーサーに取りに戻らせるが、宿所は閉まっており、中に入ることができなかった。困ったアーサーは、ふと寺院の庭の石にささった剣を見つけた。アーサーはその剣を難なく引き抜き、ケイのもとに届けたが、それが誰も抜くことができなかった剣だとわかったケイは、父であるエクトル卿のもとへ行き、この剣を抜いたのは自分であり、自分こそがイングランドの王であると伝えた。しかしエクトル卿はこれを信じず、寺院の庭に行き、もう一度剣を抜かせてみたが、ケイはこれを抜くことができなかった。エクトル卿に問い詰められたケイは真実を語り、もう一度アーサーが試してみると難なく剣を抜くことができた。かくして、アーサーはイングランドの王となった。 砂像彫刻者:茶圓勝彦(チャエン・カツヒコ)日本